ヨーロッパで主に行われているオゾンガスを用いた様々な治療法の総称です。大量自家血オゾン療法では、100ccの血液を脱血し、そこにオゾンガスを混合、オゾン化した血液を体の中に戻すという治療法です。
主にB型C型の肝炎や、HIVのウイルスの増殖を抑えるために用いられていますが、歯科領域でも効果が注目されております。これはオゾンガスの直接的な殺菌作用が主で、上記のような医科でのオゾン療法とは作用機序が少し異なります。
血液オゾンクレンジング(オゾン療法)とは、体の中の血液を一部点滴で取り出して、ガラス瓶の中でオゾンと混ぜ、体内に戻す治療法です。
自分の血液を利用し、薬剤を使用しないため副作用もなく、安全性も高いのが最大の魅力です。
ただし、妊娠中の方や甲状腺機能亢進症(バセドウ病)G6PD欠乏症の方は受けることが出来ません。
血液サラサラ検査=血液流動性測定装置(MC fan) で、血液クレンジング前後で、その状態の変化を比較しました。
血液がドロドロの患者さんの画像では、毛細管モデルであるスリットに白血球や血小板が詰まってかなりドロドロの状態です。しかし血液クレンジングの後では、ほとんどのスリットは詰まっていません。劇的にサラサラの状態に改善していることが判ります。
血液オゾンクレンジング前
血液オゾンクレンジング後
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